本『体を温めるとすべての痛みが消える』は腰痛を治した僕と同じ考え。坂井学先生著。

天野です。

僕は、20年間悩み続けた腰痛を治した経験から、このブログを書いています。ちなみに僕の症状は腰椎分離すべり症でした。今も腰椎は分離してすべっていますが、痛みはありません。今は再発防止のため日々、対策をしています。

坂井学医師の著書『「体を温める」とすべての痛みが消える』

さて、そんな僕と同じ考えの本を見つけたのでシェアします。それは、坂井学医師の著書『「体を温める」とすべての痛みが消える』です。

坂井学先生は、和歌山市の坂井医院の院長さんです。1949年生まれで、大阪大学医学部を卒業後、整形外科医として大阪府の病院に勤務しました。

「痛み」に強い関心をお持ちで、さまざまな医療や手技療法から学びつつ、「痛み」を緩和させるための研究を日々、重ねておられる方です。

この本のどこが、僕と同じ考えか

この本のどこが、僕と同じ考えかというと、ひとつは、「体を温めることで、痛みが緩和される」と説いている点、そしてもうひとつが、「痛みと骨格の異常は関係がない」と説いている点です。

そうなんです。まさに僕は、この二つの考えを中心軸において自分で治療をすすめたわけです。これらは、僕がいろいろな治療法をためした中で僕の中で出てきた原則です。

「体を温める」

まず、「体を温める」ということに関しては、この本では、腰にカイロを貼ることを推奨しています。ちなみに僕の場合はカイロではなく、「一日に何度もお風呂に入る」という対策を取りました。休職中の時期はもう、一日5回くらい入っていましたね。

復職しても、帰宅後に何度も入るようにしました。ちなみに、水道代とガス代は高くつきますが、治療代だと思ってそこは納得していました。

あと、コショウ入りの湯を飲む、ということもしました。こうすることで、体が温まりますからね。

僕の場合は、これらの対策はかなり痛みを消失させるのに役に立ちました。何よりも、即効性があったので、もう、しつこいくらい、これらの対策をしていましたね。

でも、もちろん、この本「体を温めるとすべての痛みが消える」で推奨されているとおり、カイロでも同じ効果を得られることでしょう。

ただ、個人的には、何度もお風呂に入る、もしくはコショウ入りの湯を飲む、の方がおすすめではあります。その理由は、「体全体が温まるから」です。

「カイロを腰に貼る」だと、温まるのは一部分ですからね。でも、もちろん、効果はあるはずですので、あなたの今の環境でやりやすい方法で、温めてください。

「痛みと骨格の異常は関係がない」

この本で主張されていることで僕が注目するもうひとつのこととして、「痛みと骨格の異常は関係がない」があります。

これもまさに僕の実感と当てはまります。事実、僕の腰椎は今、分離していて、さらに滑っています。つまり骨格に異常があるわけです。

にもかかわらず痛みがないというのが今の僕の状態なのです。なので、「痛みと骨格の異常は関係がない」という坂井学先生の考えは、僕の実感に合っています。

ちなみに坂井先生がこう考える根拠としては、多くの腰痛患者が、一日の中で痛みがあったりなかったりするからです。つまり、本人の骨格が一日の中で変わるわけではないのに、なぜか痛みの度合いは変わってきます。

その事実を見ただけでも、痛みと骨格は関係ない、と言えるのだ、ということですね。

これも、僕の実感と合っています。

僕は、今は腰痛はありませんが、ひざ痛に悩んでいます。しかし、いつもではありません。たまに痛む程度です。

もちろん、僕の骨格は何も変わりません。にも拘わらず痛くなったり痛みが引いたり、といったことが起こるので、痛みと骨格は関係ない、と実感しています。

まとめ

今回は、坂井学先生の著書「体を温めるとすべての痛みが消える」を読んで僕が抱いた感想を書きました。とてもいい本です。あなたもぜひ、読んでいただけたら、と思います。

以上、天野からの、あなたへのアウトプットでした。いつも僕のYouTubeトークを聴いていただき、そしてこのブログに訪れていただき、本当にありがとうございます。