天野です。本日のアウトプットです。
このブログは、腰痛は患者先行型治療で治していくべきだ、とのコンセプトで書き進めています。患者先行型治療とは、病院や整体だけに頼るのではなく、患者自らが腰痛のことを知って、生活改善をして治していく、という治療方法です。
さて、今回は、「腰をひねる(ねじる)と腰痛が改善する」というテーマでお届けします。これは、腰痛に苦しんできた僕自身が実感してきたことです。また、山内英雄さんと島泰三さんの共著 『腰・肩・ひざは「ねじって」治す 魔法のリセット・トレーニング』にも書かれていることです。この本については、別の記事で触れていきますね。
腰をひねると腰痛が改善します!
突然ですが、あなたは、「腰痛体操」と聞いて、どのようなものをイメージするでしょうか?おそらく、
- 筋トレ
- ストレッチ
などでしょう。ピラティス(体幹トレーニング)も、筋トレに含まれますね。これらが、多くの人がイメージする「腰痛体操」だと思います。もちろん、それは正しいことです。
しかし、何も腰は筋肉だけが大事なわけではありません。大事な要素がまだありますね。それは、
関節を使ってひねる(ねじる)動き(回旋)
です。
この「ひねる(ねじる)」という動きで、腰は体全体の動きをを微調整しているのです。なので、むしろ筋肉を鍛える、伸ばすという運動以上に、「ひねる(ねじる)」という運動が重要なのです。
僕が腰をひねる運動の重要性に気づいたきっかけ
僕がなぜ、「腰をひねる運動」の大切さに気づいたか、書きましょう。
僕は、本格的に腰痛治療に取り組んだ当初、生活時間のほとんどの時間を腰痛治療に当てていました。ストレッチや運動ですね。
もちろん、仕事は少なめにしました。
しかし、そうやって、体を休ませたり、運動やストレッチをしているのに、どうも、十分な腰痛の改善がなかったのです。
そんなある日、テレビでフラフープの特集しているのを見たのです。このとき、
「そういえば、ねじる系、ひねる系の運動をほとんどしていないな」
ということに気づきました。で、試しに「ねじる系、ひねる系」の運動をしてみました。
すると・・・
初日から明らかな改善が見られました。具体的に言うと、
- 腰の痛みが減った
- 腰がよく動くようになった
の2点です。このとき僕は思いました。
「僕の腰痛は、どうやら本当に完治しそうだぞ」
と。
以前も書いたとおり、僕の腰痛は、「第5腰痛分離すべり症」です。
この、20年にわたって苦しんできた腰痛から、どうやら解放されそうだという希望が見出せたとき、思わずニヤニヤしてしまったくらい、本当に嬉しかったのを覚えています。
もちろん、激変というわけではありません。ひねる運動をしたことで、少し改善した、という感じでした。しかし、たとえ少しの改善でも、それは希望になります。
少しずつ積み重ねていけば、だんたん、完治に近づいていくわけですから。
なので、あなたにもぜひ、この「ひねる(ねじる)」という運動を取り入れてもらいたいのです。
具体的に、どのように「ひねる(ねじる)」のか?
ねじる、ひねる運動は、あなたの感覚でやって構いません。腰を中心に、体のあらゆるところを「ぐにゃぐにゃ」とひねればOKです。体中をひねるとはいっても、もちろん、腰を多めに行ってください。具体的には、
フラフープをまわすような運動
です。これを1分程度したあと、腕や足、首などもひねってまわしていきましょう。ぐるぐる回す感じでやってみてください。
ただ、注意点があります。それは、
決して無理しないこと
です。これは全ての腰痛体操、ストレッチに言えることですが、あなたができない角度まで曲げようとするのはよくありません。無理をすると、逆に炎症が起きて回復が遅れてしまいます。
なので、あなたのできる範囲でやってみてください。
毎日続ければ、必ず、腰痛が改善していきますよ!
以上、天野からの、あなたへのアウトプットでした。頑張っていきましょう!