「患者先行型治療」に取り掛かるにあたって
ここまでの記事を読んで、僕が提唱する慢性腰痛完治ノウハウ「患者先行型治療」がいかに有効な治療法であるか、ご理解いただけたでしょうか?そして、その治療に取り組んでみよう、とお思いになられたでしょうか?
僕はこの治療法で小学生のときから約20年苦しめられた慢性腰痛を完治させました。僕の周囲にも、僕のアドバイスによって腰痛から解放された方はたくさんいらっしゃいます。なので、あなたもぜひ、完治を目指すべく、「患者先行型治療」に取り組んでみてください。
一応、このブログではあなたが、この治療に取り組むものとして進めていきます。実際はどうかは別として、シミュレーションの意味でも、このブログを読んでいる最中は、「患者先行型治療に取り組んでいるんだ」という気持ちでいていただけたら、と思います。
実際、そうやって追体験することで、幾分か痛みが軽減される効果もあります。これは清水宏保さん(元スピードスケート金メダリスト)もおっしゃられています。つまり、イメージすることの重要性です。
清水宏保さんも腰痛に苦しんで、いろいろな腰痛対策を行ったのですが、その中のひとつに、「イメージ」を使った腰痛解消法があります。イメージすることは、とても有効なことなんですよ。
このブログでは、「患者先行型治療」のコンテンツの他に、僕の腰痛コラムもどんどん追加していきます。そのコラムでは、僕が今までに受けた治療や、試した運動、ストレッチ、サプリメント、腰痛対策器具なども紹介していきます。
それらのコラムを読むときも、できるかぎり「追体験」する気持ちで読んでください。
たとえば、僕があるストレッチを紹介したとしたら、そのストレッチを、せめて頭の中でイメージしてみるようにしてください。
もちろん、実際にそのストレッチをやってみるのが一番いいです。そうすれば、それがあなたに合っているか、合っていないかがすぐにわかります。
しかし、外出中に読んでいる場合などは、なかなかそういうわけにもいきません。
なので、せめて、「頭の中で」あなたが実際にそのストレッチをやっている場面をイメージしてみるようにしてください。
それだけでも、多くのことがわかります。
「このストレッチは、なんだか、痛そうだな」とか、「気持ちよさそうだな」というように、イメージするだけでも感じることが多くあります。
それは、あなた自身の感覚です。そしてそれこそが、腰痛を治す上で一番大事な感覚なのです。
つまり、このブログで提唱している「患者先行型治療」のキモとなる部分なのです。あくまで、治療は患者先行で行っていくべきなのです。そのためには、あなた自身から湧き出てくる感覚が一番、大事なのです。
ですので、このブログを読んでいるときは、できるだけ、記事の内容を「追体験」するようにしてください。
さて、では、あなたは「患者先行型治療」に取り組むことにしました。この治療方法にかかる期間は、すでに述べたとおり、3ヶ月です。ではまず、その1ヶ月目に取り掛かりましょう。
次の記事は、1ヶ月目で大切なことについて書きますね。