腰痛治療に専念するためには、仕事をセーブすることが大事

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3ヶ月間だけ、趣味や仕事を中断する

僕が提唱する「患者先行型治療」は、あなた自身の努力によって成し遂げられるものです。決して、整体や整形外科の先生に頼りっきりで成功するものではありません。

腰痛は、他の病気と違ってものすごく複雑な原因がからんで起こるものです。ですから、整体師さんのサポート受けつつ、最終的にはあなた自身の努力によって治していかなければなりません。

そこで重要となるのが、

治療期間は、いったん、趣味や仕事を中断する

ということです。

何も、一生中断すべきだと言っているのではありません。
治療期間は、たったの3ヶ月です。この3ヶ月、いろいろなことを中断して真剣に腰痛治療に取り組むだけで、腰の痛みは劇的によくなり、完治するのです。たとえ完治しなくとも、限りなく完治に近づきます。

仕事を休めない場合は、仕事量を抑える

もちろん、仕事を3ヶ月休めば生活費をまかなえませんから、現実的ではありません。ですので、休めないという方は、仕事の量を抑えてください。もちろん、休める方は、治療に必要な3ヶ月間、休暇を取った方がいいでしょう。

少なくとも、趣味は中断するべきでしょう。ゲームのように自宅でできるものならいいですが、ゴルフや野球観戦のように、時間と手間をかけなければいけないものは、治療期間は中断すべきです。

その時間があれば、ストレッチや運動に時間を割くべきです。腰痛治療の勉強も必要です。腰まわりの構造がどうなっているのか、ある程度は頭に入っていた方が、整体師さんの施術を受けるときに効果が出やすくなります。

なぜ、腰痛のことを勉強しなければならないのか?

腰痛のさまざまなことを勉強していれば、ストレッチや運動の効果もあがります。

なぜなら、人間は、「何かわからないことをしている」より、「自分の体に何が起こっているか、よくわかったうえで行う」方が、いろいろなことを効果的に行うことができるからです。

だからこそ、腰まわりの構造など、ある程度は勉強しておく必要があるのです。そのためには、手間のかかる趣味は中断すべきなのです。

そして、もし、英会話や資格の勉強などをしているならば、これも中断してください。ただ、完全に中断することができない場合もあるでしょう。その場合も、できるだけ抑え目にしてください。あまった時間を腰痛の勉強や、ストレッチ、休息の時間にあてるようにしてください。

治療期間である3ヶ月間は、「腰痛完治の合宿」にでも参加しているつもりで、集中して取り組むようにするべきです。

次の記事では、サプリメントや腰痛対策グッズを揃えることの重要性について書きますね。

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